- 2021.01.14
脱炭素社会へのシフトに対応しよう②アップルカーの登場
2024年、アップルカー登場か 前回のブログでは脱炭素社会に対応した電気自動車の動向について書きましたが、昨年の年末に電気自動車に関するあるニュースが世界的に話題になりました。「アップルカー」、すなわち、アップル社が電気自動車を発売する、という話題です。 このニュースは、Reuters(ロイター)や台湾の報道機関が報じたもので、アップルによる自動車部品や装備品の注文が台湾において増加しており、「画 […]
2024年、アップルカー登場か 前回のブログでは脱炭素社会に対応した電気自動車の動向について書きましたが、昨年の年末に電気自動車に関するあるニュースが世界的に話題になりました。「アップルカー」、すなわち、アップル社が電気自動車を発売する、という話題です。 このニュースは、Reuters(ロイター)や台湾の報道機関が報じたもので、アップルによる自動車部品や装備品の注文が台湾において増加しており、「画 […]
今度こそ、脱炭素社会に向けて動き出せるのか? 2020年は、国内では久しぶりに政権交代が起こった年でした。デジタル庁発足の決定なども話題になっていますが、産業界へのインパクトが大きいトピックとしては、所信表明演説で「2050年にカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言したことでしょう。 この表明に続いて、経済産業省が30年代半ばに国内の新車販売をすべて電動車とする目標を設定す […]
「スイングバイIPO」という新しい出口戦略 2020年9月7日付の日本経済新聞によると、KDDI子会社でIoT向け通信を手掛けるソラコムが、新規株式公開(IPO)を検討しているとのことです。 2015年設立のソラコムは、2017年に買収額約200億円でKDDIの傘下に入りました。KDDIの販売網を使ってガスなどインフラ大手との大型契約が決まるなどして、現在のソラコムの契約回線数は買収前から25 […]
経済産業省のホームページで令和2年度の予算資料を確認していたところ、経済産業省がナッジ(Nudge)の活用した政策手法の活用推進を進めていることを知りました。さらに調べたところ、経済産業省は2019年5月21日のニュースリリースで省内に新たなプロジェクトチーム「METIナッジユニット」を設置することを発表しています。恥ずかしながら、まったく知りませんでした。今回は、このナッジについて掘り下げてい […]
4月24日に、中小企業庁から中小企業白書が公表されました。 https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200424002/20200424002.html 例年、中小企業白書では、テーマが設定されて調査結果に基づいて分析が行われますが、今年は『「価値」を生み出す中小企業・小規模事業者』がテーマとなっており、新たな価値を生み出している中小企業や小規模事業者の特 […]
今週、バルミューダ社が新しいワイヤレススピーカーの発売を発表しました。 ぱっと見の印象はスピーカーというよりランプのようですが、「今までにない音楽体験をお届けするワイヤレススピーカー」として、「360°広がる立体的で抜けるような気持ちよいサウンドと、グルーヴを増幅させる輝きでライブステージのような臨場感をつくり出す」という、他では聞いたことのない特徴を持った商品です。 バルミューダは2003 […]
2018年に経済産業省と特許庁が『「デザイン経営」宣言』を発表して以降、デザイン経営を浸透させるための行政主導の取り組みは続いています。先月には、特許庁のとりまとめによるデザイン経営の事例集が公開されました。 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/human-design/reports.html 公開物の1つである「デザイン […]
以前、このブログでもお知らせしていましたが、2月18日に本庄早稲田国際リサーチパークにて、「売上UPのためのマーケティング研修」を開催いたしました。おかげさまで、定員30名の方にお集まりいただき、1日かけてマーケティングについて学んで頂きました。 マーケティングのプロセス 私がマーケティングのお話をするときにベースにしているのは、フィリップ・コトラー氏が提唱したとされる、「STP+4P分析」と […]
今週、自社製品の開発に取り組みたい、という経営者にお話を聞く機会がありました。特殊部品や試作品の金属加工を短納期に対応できることを強みとしている企業でしたが、新しいことに取り組みたいという思いの背景には、自社がやっている事業で10年後同じだけ売上を上げられる保証はない、自分の会社がなくなってしまうかもしれない、という強い危機感があることを感じました。 2017年の中小企業白書ではテーマの1つに […]
前々回のブログでは、高い成果を上げる組織の必要条件としての「心理的安全性」について紹介しました。「心理的安全性」が担保された環境では、「コミュニケーションの活性化」や「積極的なチャレンジ」が起こりやすく、高い成果が表れる可能性が高い、という内容でした。 ただし、こうした成果は「心理的安全性」が担保されているだけでもたらされるものでないことも、「心理的安全性」の概念を紹介したエイミー・C・エドモ […]
年末になると、来年度の経済政策、予算の内容についての報道が増えてきます。12月7日の日本経済新聞には、次のような記事がありました。来年4月から2年間、「オープンイノベーション促進税制」として、大企業が設立10年未満の非上場企業に1億円以上を出資したら、出資額の25%相当を所得金額から差し引いて税負担を軽くする優遇措置を設け、自社にない革新的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップとの協業による […]
来年の2月に、毎年秋に創業スクールの講師としてお招きいただいている本庄早稲田国際リサーチパークにて、丸一日のマーケティングの研修の講師を務めることになりました。これまで、創業スクールの中ではおおよそ2時間ほど時間を取って、マーケティングの基本的な考え方と、顧客とのコミュニケーションに関する考え方やツールの説明、メッセージの作り方を紹介してきました。今回の研修では、対象者が創業者ではなくすでに事業 […]
VALUE LABOが提供するサービスとして、「小さくはじめるデザイン室」の告知を開始しました。このサービスは、草野さんが2年ほど前から企業研修の一環として行っていた「出張デザインレクチャー」をベースにしており、デザイン室を新設する組織文化醸成やデザイン室担当者の育成を行います。 私たちが想定するデザイン室は、企業におけるデザインマネジメントを担当する部署を想定しており、デザインに関する業務に […]
これまで2回のブログでは、私の考える「経営のデザイン」が、デザインマネジメントにおける「マネジメントのデザイン」( Designing Management :デザイン能力と創造性を高めるための人的資源管理、組織体制の構築や、デザインを核に据えた経営戦略の立案、実行)の実現を目指すものであること、その実現が中小企業にこそ求められると考えていることについて紹介しました。今回は「経営のデザイン」の具 […]
国内の中小企業の中には、競合企業や大手企業に負けないような優れた技術を持っている企業が多数存在します。ところがそのような企業であっても、自社商品が思うように売れない、高い技術に見合う価格で製品やサービスを販売できずに苦しい経営を強いられている企業は少なくありません。 一方、従業員数名の企業が、世界に通用する商品を生み出し続け、安定した売り上げを続けている例も多くあります。こうした違いは何から生 […]